「万博おばさん」と呼ばれる日本人の山田外美代さんは、万博に対して非常に情熱的だ。しかし同じく日本からやって来た日本の男性を代表する二神敦さんも、万博に対する気持ちはやはり熱い。二神さんは高校生だった1990年から、万博でボランティアやスタッフとして8回の万博に参加してきた。そのため万博に対する思いは山田さんにも負けない。二神さんは多くの万博でボランティアを経験したことから、今回の上海万博ではチームリーダの1人として、メンバーの募集と選考を担当した。
高速道路の会社に勤める二神さんは、普段はとても勤勉で、ほとんど休みをとらない。今回は会社から特別許可をもらって上海にやってきた。「幸いなことに自分は独身ですが、そうでなければ奥さんは必ず怒るでしょうね」と二神さん。
ボランティアの合間に色々なパビリオンを見学した二神さんは「言葉と文化の違いはありますが、他の国のパビリオンを見なくても、中国館だけを見れば十分意義があります」話す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年8月19日