第4回万国博覧会主催都市・地区協会が29日に上海万博で行われた。上海万博組織委員会の副主任である上海市の韓正市長が大会の議長を務め、挨拶の中で「上海万博の理念は人々の心に感銘を与えた。この理念は世界の都市発展において新しい実践に体現されるだろう」と語った。
この大会では、BIE・博覧会国際事務局のロセルタレス事務局長をはじめ、世界十数ヵ所の都市の市長や代表が会議に出席し、万博の開催が都市発展に与えた促進的な役割や経験などについて、意見を交わした。
韓正市長は「2010年上海万国博覧会は初めて発展途上国で行われた総合的な万博である。ここ6ヶ月、246の国と国際機関は『より良い都市、より良い生活』というテーマをめぐって、都市文明の成果をアピールし、都市発展の経験や理念を分かち合い、より新しく素敵なライフスタイルや居住モデルを検討した。5.27平方キロの万博会場に7000万人以上の来場者が訪れ、万博の理念は人々の心に感銘を与えた。この理念は都市発展における新しい実践に体現されていくだろう」と述べた。
統計によると、上海万博の来場者数は7000万人を上回って、史上最大規模となり、出展した国や国際機関も史上最多を記録した。上海万博では、クリエイティブな理念が表された各パビリオンや、豊富多彩なイベントやパフォーマンス、また、最新のハイテク成果やエコ理念など見所満載だということである。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年10月31日