第6回中国国際設備製造業博覧会が4日、遼寧省の瀋陽市で開催され、「月周回探査プロジェクト」に使われた実物の一部が、市民に向けて正式に披露された。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
展示会場では、参観者の多くが月の表面を再現した直径約10メートルのセットの周りに集まった。セットの中央には中国が「月周回探査プロジェクト」で使用される衛星の模型がそびえ立ち、周囲には月探査衛星「嫦娥1号」が放送する音楽CD-ROM、「光学成像システム」と「レーザー高度計」などプロジェクトで使用された実物が展示された。
「嫦娥1号」衛星の模型が展示されたのはこれが初めて。
「人民網日本語版」2007年9月6日