「嫦娥2号」の打ち上げ任務を担う「長征3号丙」キャリアロケットが西昌衛星発射センターで第4回の総合検査を完成したのにともない、機体上や地上の試験状態は基本的に凍結された。「嫦娥2号」発射任務は発射場での総合試験を完了し、近くキャリアロケットの発射段階へと入る。
「嫦娥2号」衛星と「長征3号丙」キャリアロケットはそれぞれ7月10日と9月3日に発射場に到着、技術エリアでユニット試験、システム別の試験を完了したのち、発射準備に入り、発射塔との調整やシステム別試験、衛星とロケットの連結、4回の総合試験を実施し、各システムの全体的な協調性を全面的に検証した。現在、発射任務の各準備業務が順調に行われており、状態は良好だ。(編集YH)
「人民網日本語版」2010年9月30日