渭河で凝固剤を使って黄河に流れ出したディーゼル油を回収する作業員たち(1月4日に撮影)
陝西省の渭南では、中国石油天然気集団(CNPC)の送油パイプが破裂してディーゼル油が漏れ、汚染された水が黄河に流れ出した。連絡を受けた河南省の関連機関は、黄河周辺の都市と市民の飲料水の安全を確保するために、迅速に緊急対応プランを発動し、三門峡市や他の部門と積極に協力して、連日徹夜で流出したディーゼル油の回収を行った。
陝西省内の渭河と黄河が合流する場所では4日、CNPCが潼関県高橋郷の100人以上の村民を組織して、漏れた油を食い止める作業を実施した。河南省環境観測センターのデータによると、黄河に流込んでいる渭河の水は次第に正常になっているという。