重陽節、陝西省の黄帝陵で黄帝祭祀式典

タグ: 重陽節,陝西省黄陵県政府

発信時間: 2010-03-29 16:09:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

10月30日は、中国の伝統的祝日、重陽節にあたる日で、この日、陝西省黄陵県政府、陝西錦銹文化促進センターの主催による「世界華人重陽節黄帝祭祀式典」が催されることになっている。

この式典には、中国の香港、マカオ、台湾および世界各地の華人の代表と全国各省、直轄市、自治区の代表や民間の人びとが参加することになっている。伝統的祭祀儀礼を守る上で、民間開催という特色と秦代の風情という地域の特色を強調することにしている。この祭祀式典は、西安では「黄帝文化ハイレベル・フォーラム」、アモイ(廈門)の大嶝島では「海峡両岸のルーツが連がり、竜が天に舞い上がる儀式」などを行い、「ルーツを結びつける芸術団」を発足させ、台湾でも公演するなどのイベントが含まれている。

黄帝は中国の伝説上の帝王で、軒轅の丘で生まれたので軒轅とも呼ばれてきた。黄帝は世界の華人共通の祖先として尊敬されてきた。

旧暦の九月九日は重陽節にあたる日で、伝説の中で軒轅黄帝が竜にまたがって天に舞い上がっていた日であり、陝西省の黄帝陵の伝統的祭日である。中国では、黄帝の祭祀は原始集落の時代から始まり、唐の時代から国の祭典に挙げられ、現在まで続いている。2004年4月4日の清明節には、黄帝陵の祭祀儀式が初めて国の祭祀としての規格を取り入れ、重陽節の黄帝祭祀イベントは、民間において規格のもっとも高い黄帝祭祀式典となっている。

「チャイナネット」2006年10月26日

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