範氷氷が東京映画祭で審査員に 日本で認められた理由

範氷氷が東京映画祭で審査員に 日本で認められた理由。

タグ: 映画関係者,東京国際映画祭,映画界,観音山,強者,美貌

発信時間: 2011-10-26 15:51:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の映画関係者は東京国際映画祭のレッドカーペット登場を目指し、制作チームや俳優はそれ以上に奮闘している。それには奥深く複雑な背景がある。昨年の東京国際映画祭で最優秀主演女優賞を受賞した範氷氷は今年、審査員を務め、大きな注目を浴び、日本人の間でも感心の声が上がった。これは中国映画界の奇跡と言うしかない。

範氷氷については様々な見方があり、肯定と否定の両方がある。昨年の東京国際映画祭で最優秀主演女優賞を与え、今年は審査員に招き、日本人はなぜこのように範氷氷を厚くもてなすのだろうか。範氷氷はどのように日本人に認められたのだろうか。

まず、日本の民族的特徴を見る必要がある。日本人は強者だけを認め、自分より強い者には敬服する。

この点について言うと、範氷氷は強者で、日本人を心から敬服させた強者である。日本人の目に最初に入ったのは範氷氷の美貌だ。これについて多く語る必要はないだろう。見ればわかるように、範氷氷は生まれつき美しい容姿を持っている。その次に目に入ったのは世界に通用する風格だ。世界の舞台に頻繁に登場し、欧米でのファッションショーに何度も参加したことのある彼女には世界に通用する風格があり、中国人だけでなく、日本人も魅了した。最も重要なのは範氷氷の演技力で、中でも映画『観音山』での「南風」役の演技は、日本人に主人公「南風」の個性を理解させた。非常に難しいこの役には普段の範氷氷と似た部分があり、自立心があり、やや反抗的で、予想に反した行動をし、愛情を強く求め、一途である。気が強く、義理堅く、自由奔放な女性は、範氷氷に対するこれまでのイメージを覆した。このように素晴らしいキャラクターイメージに日本人が敬服するのも当然だろう。

1人の下女役から世界のトップ女優になり、さらに国際映画祭の審査員を務めるようになった範氷氷からは素晴らしい威光が感じられるが、その背後には多大な苦しみと努力があった。今回、審査員を務めたことに関して言えば、1日に3本の映画を見なければならなかった。演じること、見ることは映画に携わる彼女にとって一種の修行であり、完全な映画人になるための道であり、一貫して真剣に取り組む姿勢であり、勉強と向上でもある。このような真面目な姿勢によって彼女は一躍人気となり、飛躍を遂げることができた。これは彼女の実力とタレントとしての成功を表している。しかし苦労を知るのは自身だけで、成功するにはさらに努力し、信念を強く持たなければならない。そうすることで、自身と向き合えるだけでなく、他人からも認められることになる。これが範氷氷が日本人に認められた理由ではないか。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年10月26日

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