日本のほとんどの中学校には統一の制服があり、制服は学生たちにとって、学校を示すだけのものではなく、ファッションのシンボルだ。女子学生の中には卒業しても、三々五々群れを作って制服を着て外出することが好きな人が多く、制服によせる気持ちがわかる。
日本の冬はイギリスに似て、平均5℃程度。この比較的暖かい気候で日本の女子学生は年中スカートをはいていてもさほど寒くない。また、流行のデザインは日本の制服のいいところだ。
日本ではすべての中学校で、学生たちに学校での制服着用を要求しており、体育の授業では運動着に着替え、専用の靴に着替える必要がある。
日本の制服のデザインは時代や流行の意識を強く持っていて、流行の変化によって変化する。デザインはどんどんファッショナブルになる。たとえば、女子学生の冬季の制服は統一のウールセーターとコート、下半身は冬でも夏でも、ひざたけミニスカートだ。
最近、東京では若者のファッション生活用品を販売する店がこの流れをつかんで、制服に合うリボンなどのグッズを販売し、とても好調に収益を伸ばしている。
実は、女子学生の制服のスカートは、アニメにあるように腰をかがめるとパンツを見えるほどは短くない。現実のスカートはひざ下で、中国の小学生の制服のスカートと大体同じくらいだ。ほとんどの学校ではスカートの長さを定めており、上に引き上げることは禁止され、校則に違反すれば処罰される。しかし、他人と違っていたい学生はスカートを短くする。
スカートの長さは約45センチ、女子学生たちは制服のセーターとコートを選ぶときに、実際のサイズより大きめにして(MがぴったりならLという具合)スカートはコートで半分隠れるので実際より短く見える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年10月19日