生活スタイルの変化にともない、日本ではお酒好きな女性の数が増えてきている。若者を対象とした調査によると、日本の女性の飲酒率は90.4%と男性(83.5%)を上回った。日本ではお酒好きな若者が年々増えており、一種の社会問題となっている。
産経新聞によれば、生活スタイルの変化により、女性の飲酒率が増えてきている。厚生労働省の調査をみると、女性の飲酒率は40年で3倍に増加。20才前後の若者についてみると、飲酒をする女性の数は男性を上回っている。また、アルコール依存症にかかる女性も年々増加しており、女性に対し飲酒の正確な知識を普及させようとする動きもみられる。
大阪市天王寺区は9月、女性を対象とした講座「アルコールとどう付き合うか」を開催した。講師を務めたのは、長年飲酒問題について研究している野村紀美子さんだ。「500ミリリットルのビールに含まれるアルコールを分解するには、約4時間かかる。大量に飲酒をすれば、アルコールは分解されず、体内に残り続ける。」野村さんはこのように話した。