丁小鳴団長(左2)と記念写真を撮る中日記者たち。段躍中撮影
「日本僑報」によると、10月18日午後、東京品川グランドプリンスホテル新高輪において、平成23年度中国青年メディア関係者代表団第2陣94名(団長丁小鳴中国国務院新聞弁公室二局副局長)の歓迎レセプションが、日本側、外務大臣政務官浜田和幸衆議院議員、柿沢未途みんなの党衆議院議員(代理)、日本国際放送特別専門委員髙島肇久氏、主催者日中友好会館谷野作太郎副会長、中国側は中国駐日本国大使館鄧偉参事官他関係者出席のもと行われた。
日本側を代表して浜田和幸外務大臣政務官は、「野田政権、外務省とも日中両国は世界で最も重要な2国間であると位置づけ、政治、経済、文化の面において、この二つの国の交流がアジアにおいて重要な役割を担っている。両国の交流が長期にわたり安定し、発展していくにはメディアの力に負うところが大きい。
3月11日の災害に対し、胡錦涛国家主席からお見舞いのメッセージをいただき、さらに温家宝総理は被災地に赴き、被災者に温かい声をかけられたことに改めてお礼申し上げるとともに両国で災害の対策を研究して行こう」と中国語を交えながら挨拶した。
代表団を代表して丁小鳴団長は「中日両国の友好、交流が安全で、健全に発展していくのにはメディアの影響が大きい。温家宝総理訪日時に今後5年間の交流が合意されたことを受け、我々メディア関係に携わる者は中日両国間の相互理解、相互交流で不足している部分を補い、情報発信において改めるべきところは改める必要がある」と述べた。
代表団は17日から23日帰国するまでの間、3つのグループに分かれそれぞれが東京都、秋田県、新潟県、石川県を訪問し、各地で「観光による地域の活性化」、「教育」、「防災」をテーマに視察、交流、取材を行うとともに、日本のメディアとの交流を行うほか、日本の政治、経済、社会、歴史、文化に関する参観、体験を通して日本に対する包括的な理解を深める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年10月19日