日本政府は16日、仙台市の動物園へのパンダ2頭の貸与を中国に要請した。日本メディアによると、同動物園はパンダで被災地の子供たちを癒したいと考えている。
日本の「毎日新聞」は、仙台市の奥山恵美子市長がジャイアントパンダの仙台への貸し出しを中国の程永華駐日大使に要請したことを伝えた。「東日本大震災で被災した子供たちの心を癒すのが目的で、つがいの2頭を希望している。大使は中国に市の希望を伝えると約束した。中国からまだ返事はないが、期待したい」と奥山市長は話した。
また「東京新聞」は、「日中両政府は国交正常化40周年を迎える来年に向け、両国の友好関係を示す方針だが、昨年の中国漁船衝突事件などで関係はぎくしゃくしたまま。そのため、日本政府は中国側の出方を探った上で、12月に訪中予定の野田佳彦首相と胡錦涛国家主席の会談で取り上げ、進展を図りたい考えだ」と伝えた。日本政府の関係者も、日本が中日国交正常化40周年を機に、中国に好意を示したい考えだと話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年10月18日