ベルリン国際映画祭に出席した関悦、佟大為、張芸謀、倪妮、張逗逗(左から)
ドイツ現地時間2月13日夜、第62回ベルリン国際映画祭・パノラマ部門で公開された中国映画「金陵十三釵」の記者会見が行われ、監督の張芸謀(チャン・イーモウ)、主演のクリスチャン・ベイ、倪妮、佟大為などが出席した。
中国国内で公開された内容と比べると、ベルリン映画祭でのこの作品は4分間の戦争シーンが削除されている。張芸謀監督はこれについて、映画の放送時間を考えて削減したと説明した。
この作品は敏感な題材を扱っており、一部の記者は役者がそのときの南京市の歴史をよく理解していたかについて疑問を呈していた。また、日本人記者から同作品の日本上映の可能性について質問があったが、張芸謀監督は「日本の興行会社が購入を希望するかによるもので、今はまだわからない」と答えていた。