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一人当りのエネルギー資源保有量 中国は世界で下位
発信時間: 2007-12-27 | チャイナネット

中国国務院新聞弁公室が26日に発表した「中国のエネルギーの状況と政策」白書によると、中国のエネルギー保有量は比較的豊富であるが、人口が多いため、一人当りの保有量は世界でも下位に位置する。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

同白書によると、中国は化石資源(石炭・石油・天然ガス等)や再生可能エネルギー資源を比較的豊富に有しているが、一人当りの保有量は比較的少ない。うち、石炭、水力エネルギーの一人当りの保有量は世界平均の50%で、石油、天然ガスは世界平均の15分の一程度にすぎない。また、耕地資源は世界平均の30%未満で、バイオマスエネルギーの開発を制約している。

中国のエネルギー消費地区は、経済が発展している東南沿海地区に主に集中し、資源保有とエネルギー消費における地域ごとの差が明らかにみられる。また、エネルギー資源の開発面で困難が多い。石炭資源の大部分は炭鉱を開発して採取しなければならず、石油・天然ガス資源の鉱床は地中深いところにあり、高い開発技術が求められる。水力資源の開発余力の大きい場所は、中国南西部の標高の高い山や渓谷部に集中している。

改革開放以来、中国のエネルギー工業は高成長をとげ、国民経済の持続可能発展を支えてきた。2006年には、一次エネルギーの総生産量はSCE(標準石炭換算量)で22億1千トン、総消費量はSCEで24億6千万トンで、世界2位となっている。

「人民網日本語版」2007年12月27日

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