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レジ袋有料化をめぐる各界の声(2)消費者協会など
発信時間: 2008-01-11 | チャイナネット

中国消費者協会:レジ袋料金にペナルティ制導入を

中国消費者協会の武高漢・副秘書長は、レジ袋有料化を支持しているばかりではなく、ペナルティーの意味もこめた高めの代金を課すべきだとも主張している。わずかなレジ袋代を徴収するだけでは十分な効果が得られないと考えているからだ。徴収されたペナルティとレジ袋コストとの差額は「環境保護事業に運用してはどうか」と提案している。

 

▽環境保護局:法律執行部門はより厳格な法執行を

北京市環境保護局の程霞・副総工程師は、「レジ袋有料化の実施によって、『白色汚染(廃プラスチック等の廃棄物による環境汚染)』は確実に減少するだろう。しかし、本当に100%禁止するためには、法律執行部門が管理の届きにくい一部の小さな自由市場やマーケットに対する法律執行をより厳格に実施する必要がある」と述べた。

程氏は、レジ袋の使用量の削減のほか、過剰包装の制限やゴミ収集などでも相応の措置を講じて初めて、汚染の減少が実現すると指摘した。

 

▽レジ袋代は製造コストより高くあるべき

中央民族大学生命環境学院の薛達元教授は9日、レジ袋有料化政策は消費者のレジ袋乱用を抑制するための極めて効果的な措置だと評価し、「売り場ではリサイクル可能な紙袋を提供することも可能だが、最も理想的なのは買い物客がマイバッグを持参することだ」と指摘した。

薛教授はまた、中国消費者協会の武高漢・副秘書長の提案に賛成の立場を示し、「国家がレジ袋有料化政策によって真の効果を得ようとするなら、具体的な料金システムを打ち出す必要がある。環境保護の立場から言えば、レジ袋一枚の値段はその製造コストより高く設定すべきだ。庶民にとって無視できない程度の価格を設定すれば、レジ袋の使用は確実に減る」とコメントした。

「人民網日本語版」2008年1月11日

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