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北京で水環境フォーラム、排水処理などで討議
発信時間: 2009-04-14 | チャイナネット

 

 

地球環境戦略研究機関(IGES)北京事務所の小柳秀明所長(4月13日)

 

最後に地球環境戦略研究機関(IGES)北京事務所の小柳秀明所長は総括してスピーチを行い、中日の環境ビジネスで注意すべき点について以下のように述べた。

「日本で培われた日本の生産現場の技術やシステムは、日本の社会経済体制やニーズに適したもので、こうした日本の技術を中国に導入する場合は、必ず中国の国情すなわち中国の社会経済体系の需要に合わせ、気候や環境などの自然条件を十分に考慮しなければならない。中国側が留意すべきことは、日本の技術は良いがコストも高い。高いレベルに目標を置いた技術やシステムは相応コストがかかるため、もし中国の国情と低いコストの求めに合わせなければならない時は、時には規格も下げなければならない。しかし作業の手をぬき材料をごまかしてはいけない。日中環境ビジネスを成功させるためには、日中双方の歩み寄りが必要で、質と信頼性は必ず相応の価格になることを考慮しなければならない」

 

「チャイナネット」2009年4月14日

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