ホーム>>生態環境>>省エネ
資源ゴミ収集日イベント 北京で開催
発信時間: 2009-07-31 | チャイナネット

ゴミ処理の専門チームが近く、北京の各社区(中国独特の地域コミュニティ)を巡回する予定である。

7月25日、北京市政府は、8月と9月、「全市資源ゴミ収集日」イベントを行うことを発表した。同イベントでは、毎月の最終土曜日を「資源ゴミ収集日」と定め、専門スタッフを組織し、社区を回り、古新聞、ペットボトルなど再利用可能なゴミを回収する。同時に同イベントでは、ネットや電話での予約受付を行い、市民への便を計る。

近年、北京では一貫して都市部のゴミ処理業務の向上を計り、庶民の生活環境を改善し、資源ゴミに関して回収、利用を進めている。北京市の崇文区では、55のコミュニティでゴミ回収専門の「回収コーナー」を設け、回収業者が通りや横丁を回り、ゴミを引き取るこれまでの形式に替えている。「回収コーナー」のスタッフは、ゴミに対し専門的な分類を行い、「明瞭価格」制を実行している。「回収コーナー」の設立によって、市のゴミ処理業務は規範化の程度を高めている。

北京市政府は、また、都市とその周辺部の常住人口のゴミの10%を分別する目標を今年中に推進することを発表した。分類ゴミの重点ポイントは、生ゴミであり、生活ゴミの分類収集、分類運送、分類処理を行う。今後、北京では、5つの生活ゴミ焼却場、5つの生ゴミ処理場、8つの生活ゴミ総合処理場の建設が進んでいる。2015年までに、北京市は100億元を投資し、40余りのゴミ処理場を建設し、そのすべてに最先端の技術を投入し、その排煙は欧州連合の基準に拠る。関係者によれば、北京では今後さらにゴミ処理、回収に関し、さらに尽力し、都市の生活環境を改善し、市民生活を美化する。

人民中国インターネット版 2009年7月31日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 北京市が1元の省エネ照明灯1000万個を普及

· 国内初、超大型太陽光電池が量産へ

· 中国米国商会会長が環境分野での協力を語る

· 知能型電力網計画 クリーンエネルギーに焦点

· 国内初の1000万kW級風力発電基地、2つの問題に