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北京のゴミは年間8%増、埋立地は33ha |
発信時間: 2009-12-30 | チャイナネット |
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資料写真:北京のある地域では家庭ごみが山のようになっている 土地が不足している北京は、「住宅難」のほかにも「ゴミ処理難」でもある。北京の都市部のゴミは年間平均して8%増加しており、地元住民一人あたりの平均収入の伸び率よりも高い。 また政府がゴミ焼却と言えば、市民は一斉に責める。こうしたジレンマに陥った状況に対して役人たちは「ゴミ焼却は魔物化している」と嘆く。 北京の戸籍を持つ人口は約1200万人。他から来た滞在人口を加えると、総人口は2000万人を上回る。特に新しい世紀に入ってから都市の規模は急速に拡大しているが、市政府のサービス施設の計画や投資は、ほぼ1200万の北京戸籍を持つ人口に従って制定されている。 総人口の4割以上を占める膨大で流動的な「外来人口」に遭遇すると、にっちもさっちもいかない状況だ。ましてや市民は大まかな生活に慣れていて、政府が提唱してきた生活ゴミの分類についてはほとんど聞き流している。 市政市容管理委員会の関係者によると、北京の90%のゴミは埋め立て処分され、毎年33ヘクタールの土地が使われるという。「処分の方法が一つしかなく、ゴミの分類処理もなかなか実現できません。新しい設備が建てられなければ、4年後に北京はゴミを処理できないという深刻な事態に陥ってしまいます。北京のような土地が不足している都市にとって焼却処理は特に重要です」 「チャイナネット」 2009年12月30日 |
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