初の海上風力発電プロジェクト 6月に発電開始

タグ: 上海緑色環境保護エネルギー,風力発電プロジェクト,国家エネルギー

発信時間: 2010-04-29 16:23:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

上海緑色環境保護エネルギー有限公司の唐征岐総経理はこのほど、中国およびアジア初となる海上風力発電プロジェクト「上海東海大橋102メガワット級海上風力発電所」の発電ユニット計34基(1ユニットあたりの設備容量は3メガワット)が、今年6月末までに電力系統との接続を終え、発電をスタートすることを明らかにした。同プロジェクトの年間発電量は2億6700万キロワット時に上る。「新京報」が28日に伝えた。

同風力発電所は東海大橋両岸から6-12キロメートルほど離れた上海海域に位置し、総設備容量は102メガワット、投資総額は23億6500万元。現在同発電所ではすでに11基の発電ユニットが発電を行っている。

上海緑色環境保護エネルギー有限公司は国家電網公司上海電力分公司の子会社で、同発電所の主な投資・運営会社の一つだ。

国家エネルギー局新エネルギー司の史立山副司長によると、エネルギー局はすでに遼寧、上海、山東、江蘇など、11省の関係部門に対し、海上風力発電の特許権入札に参加するよう要求したという。陸上風力発電が、すでに国によって電気の基準価格を確立されているのに対し、海上風力発電は、今年初めて大規模な特許権入札を行う段階にある。

「人民網日本語版」2010年4月29日

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