今回の展示会には日本のパナソニック電工やTOTOなども参加し、省エネの新商品や、環境にやさしい技術の中国との協力などを紹介。パナソニック電工の中川貴博さんは「パナソニックはビルや工場、オフィスの無駄な電気の見張り番としての商品を研究、開発し、電気の使用量を測定したデータは、エコパワーメーカーを導入して分析もできます。またビルやコンビニなどが無駄に電気を使わないよう電力の使用量をコントロールすることも可能です」と話し、電気の節約はただ電灯を省エネ型に変えるだけではなく、全ての過程や部分でもできるだけ省エネを考えなければならないと話す。「コンビニで客が多ければ、店内の明るさを適度に暗くして、冷蔵庫や商品の並んでいる場所を明るくする。こうすることで客はより商品に注目するかもしれません。また客が少ない時には、冷蔵庫などの明るさを下げ、外の客を引きつけるために全体を明るくします。中国の家電量販店の国美は自社の電力測定器を利用し、以前より約30%の電気を節約しました。今後は中国に展開するセブンイレブンなどのコンビニでも導入が予定されています」