連日の豪雨により、長江主流の水位は全面的に上がっているので、洪水防止の情勢が厳しくなっている。中国気象局の最新予報によると、向こう3日間、長江の中流と下流地域では豪雨の降る可能性があるということだ。
7月8日から、長江沿岸10の省や直轄市では広い範囲にわたっての豪雨に見舞われ、この豪雨による被災者は1492万人に達し、直接経済損失はおよそ86億元(日本円でおよそ1131億円)だった。
中国気象局の12日の予測によると、向こう3日間、貴州、湖北、湖南、安徽、江西、江蘇などの地域では豪雨、または集中豪雨の降る可能性があるということだ。中国気象局は、連日の豪雨により、長江主流の水位が更に上がるので、各地はモニタリングに注目し、増水期を安全に過ごせるよう、注意を促している。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年7月12日