北京市の中低速リニアモーターカー交通モデル線(S1線)西区間工事に関する第2次環境影響評価が2日、中国鉄道科学研究院のウェブサイトで発表され、「リニアモーターカーS1線西区間工事は沿線の周辺住民の生活環境を電磁汚染で害することはない。環境保護の角度から見ると、本プロジェクトは実施可能だ」との見方が示された。「京華時報」が3日伝えた。
中低速リニアモーターカー交通システムは主にリニアモーターカーシステム、推進システム、電力システムからなり、リニアモーターカーシステムのU字型電磁石に電気を通した後発生する静磁場はほとんど外に漏れることはなく、その影響は線路両側の1メートル範囲内に限られる。リニアモーター推進システムは比較的成熟した技術で、すでに都市軌道交通において幅広く応用されている。(編集KA)
「人民網日本語版」2010年8月4日