太陽電池パネルを手に持ったスイスのロイトハルト副大統領兼経済大臣。この太陽電池パネルの値段は260人民元(約3300円)
甘粛省の蘭州から来た上官毅さんは13日午前9時30分、スイス館の館長から、ドリス・ロイトハルト副大統領兼経済大臣のサインが入った、スイス館が発売した最初の太陽電池パネルを手にした。
スイス館にはずっと興味を持っており、スイス館が太陽電池を販売するという情報に早くから注目していたという上官毅さん。「今日はこのためにわざわざ万博会場にやって来ました。甘粛省は太陽の光に恵まれた省で、この太陽電池は故郷に持ち帰って友達たちと楽しみたいです」
スイス館内の丸屋根には、太陽電池パネルが星々のように取り付けられており、スイス館の環境に優しい科学技術の注目点である。スイス館は、これをアイディア商品や記念品として発売することで、外壁材料がリサイクルされることをみんなに知ってもらい、また引き続き国際博覧会のテーマとして引き継がれ、スイスの持続可能な発展の考えがより多くの家庭に伝わることを望んでいる。
スイス館館長によると、この日はスイス館が開館する前から長い列ができ、すでに200枚の太陽電池パネルが売れたという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年8月16日