アメリカ環境保護庁(EPA)のリサ・ジャクソン長官は、電子ゴミの回収で成果をあげている中国広東省スワトー市の貴嶼鎮を見学した後「地元の電子ゴミの回収産業と環境整備への取り組みは評価すべきだ。これらに同じような課題を抱えているアメリカの環境保護部門も啓発されるだろう」と述べた。
ジャクソン長官はその中で「アメリカでは電子ゴミは最も速く増える固体廃棄物だ。処分された大部分の電子製品はゴミ処理場に捨てられるか、発展途上国に回されている。アメリカは現在、電子ゴミの輸出を防止するため法律を制定中だ。帰国後、電子ゴミも価値ある資源だという考え方を関連企業に伝え、リサイクルに関する技術革新を支援し、電子ゴミの効果的利用を推進していく」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」2010年10月13日