上海万博の民営企業館に出展した中国の民営企業16社がこのほど、共同で中国民営企業エコ低炭素連盟を設立して、低炭素関係の法律と政策の完備、及び国による省エネ環境保護産業の発展計画の推進に力を入れていくことになる。
民営企業館の孫軍館長は「中国民営企業低炭素連盟は、『古い町の再建』と『新しい町の建設』という2つの計画を実践していく。『古い町の再建』とは、現有の企業や工業施設などに対して、省エネ社会に対応した改造を行い、エネルギー共同で管理すること。『新しい町の建設』とは新しい建築物や新たな工業施設に対するエコ低炭素の計画である」と紹介した。
連盟の責任者は「連盟に加入する企業は低炭素、環境保護と省エネの提唱者だけではなくて、理念の実践者でもある。企業は自ら積極的に低炭素型企業へのグレードアップを行うと共に、各企業間での技術協力システムをつくることによって、各加盟企業をそれぞれの業界で低炭素、環境保護と省エネのモデル的な存在にさせていく」と述べた。
「中国国際放送局 日本語版」より 2010年11月3日