中国の商務部、発展改革委員会、科学技術部など12部門が共催する「2010年中国エコ産業とエコ経済のハイテク国際博覧会(エコ博覧会)」が、24日から27日にかけて北京展覧館で開催されており、「2010年中国エコ産業とエコ経済ハイテクサミット」も同時に開かれている。
この博覧会に出席した環境保護部の呉暁青副部長は24日、「中国の2009年の環境保護産業総額は9000億元(約11兆円)を超え、2010年には1兆元(約13兆円)をオーバーする見通しだ。第12次5カ年計画の期間中、中国の環境保護産業における投資ニーズは第11次5カ年計画の2倍以上にあたる3兆元(約38兆円)で、中国の環境保護産業は今後長期間にわたって、年間15%から20%の成長スピードを保ち、世界でも大きな環境保護産業市場の一つになるだろう」と語った。
中国は今、省エネや環境保護産業の育成に力を入れており、絶え間ない拡大によって、環境保護産業は中国のエコ産業を率いる成長産業になった。そしてこの産業に従事する人は300万人を超えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年11月26日