今この瞬間の大気の品質について知りたい場合、全国113の環境保護重点都市の大気品質であれば、PCのマウスをクリックするだけで、結果を知ることが可能となった。全国大気品質リアルタイム発表システムが25日、北京で正式に始動した。「人民日報」北京版が25日に伝えた。
同システムは、環境保護重点都市113都市における大気品質リアルタイム観測データをインターネット上に発表するもので、市民や管理部門は、1時間ごとの大気品質状況と変化を検索することができる。
国家環境空気監測ネットワークの重要な構成要素である大気品質リアルタイム観測システムは、中国環境観測総ステーションが運営を担当している。国内には現在、大気自動監視測定ステーションが2千カ所以上設けられ、全国規模の大気自動監測ネットワークはほぼ完成されている。
「人民網日本語版」2010年11月26日