保存状態が完全な恐竜の化石が先ごろ重慶市チージャン県の郊外で出土した。考古学者の初歩的な鑑定により、この化石は現地で発掘された完全な竜脚類恐竜の化石であることが明らかになった。写真は化石を掘り出す現場作業員。
恐竜の化石をさらに保護するために、現地では「重慶チージャン木化石・恐竜足跡国家地質公園」の設立を申請している。重慶は「恐竜の背骨の上に築かれた都市」と呼ばれ、同市の8.2万平方キロメートルにある40の県市区の大部分で恐竜の化石が発見されている。チージャン県は重慶市でも恐竜の足跡の化石が多く発見されている地域の一つだ。科学者は2003年にチージャン県蓮花保寨のある洞窟で、南西地区の白亜紀中期のものとしては最大規模の恐竜の足跡の化石群を発見している。(編集YH)
「人民網日本語版」2010年12月3日