数多くの貴重な渡り鳥が黄河デルタ湿地に飛来

数多くの貴重な渡り鳥が黄河デルタ湿地に飛来。

タグ: 渡り鳥 黄河デルタ 湿地

発信時間: 2010-12-03 10:32:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

数多くの貴重な渡り鳥が黄河デルタ湿地に飛来するに伴って、黄河河口は最適のバードウォッチング期に入った。現在までのところ、黄河デルタ自然保護区にはすでに今年越冬するためのタンチョウヅル、東方コウノトリと大ハクチョウなど数多くの渡り鳥が飛来し、まさに1万羽を超える鳥が飛び交う壮観で美しい光景を目にすることになった。

黄河デルタは暖温帯に位置し、北東アジアの内陸と環西太平洋の渡り鳥の重要な中継地、越冬の際の生息地と繁殖地であり、毎年の11月は渡り鳥の飛来するピーク期と「ゴールデン・シーズン」である。記者は保護区で、幾千羽幾万羽の東方コウノトリ、ハクチョウ、オオカリ、カモなど越冬する鳥類が集まって、飛び交ったり旋廻したりし、非常に壮観で、黄河河口の美しい景観となっていることを目にした。ここ数年来、東営市は黄河河口湿地の生態系に対して一連の保護、管理の措置を講じ、鳥類に関する科学研究とモニタリングの仕事を絶えずくり広げ、それに国が黄河に対し科学的な導水を実施したこともあって、黄河デルタ湿地の生態系環境は目に見えて改善され、数多くの珍しい鳥類がここに飛来して生息し、繁殖することになった。統計データによると、保護区内の鳥類の種類と数はすでに1990年の保護区設立時の187種類から現在の296種類に増え、中国の鳥類総種類数の1/5を占めることになった。現在タンチョウヅル、東方コウノトリなどの中国国家A級重点保護指定鳥類10種類、クロヅル、大ハクチョウなどの国家B級保護指定鳥類49種類を目にすることができ、毎年ここに飛来する渡り鳥の数は約600万羽に達している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年12月3日

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