神戸市の王子動物園で飼育されていたオスのパンダのコウコウ(興興、14歳)が9日午前に死亡した。コウコウは2002年に中日共同飼育繁殖研究を目的にこの動物園にやって来た。
関係者によると、コウコウは人工授精のために麻酔をかけられて精子を採取され、麻酔から目覚める前に心肺停止状態になり死亡したという。死因はまだ分かっていない。
王子動物園では14歳のメスのタンタン(旦旦)も飼育されており、タンタンに発情の兆しが表れたことから人工授精の処置が行われた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年9月10日