チベット林業庁によると、チベットで保護されている野生動物の数がここ数年大幅に増えたことが分かった。
資料写真:チベットカモシカ
現在では、チベットには795種類の野生脊椎動物が生息しており、うち、125種類が国の重点保護対象となっている。こうした保護動物数の個体数が大幅に増え、チベットカモシカは1990年代半ばの7万頭から2007年の15万頭に、オグロヅルは3000羽から6000羽になった。
現地の住民は、野生動物と人間が近距離で触れ合うようになったという。さらに、野外で野生動物を鑑賞するのが人気の観光プログラムになっているという。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年10月4日