米ニューヨークのルーズベルト島に、一風変わった都市農場が建設される。このトンボの羽のような形をした垂直農場は、食料の運送距離と食料不足の問題の解決を目的に建設される。
マンハッタンのように人口密度の高い地域では、都市農場を立体構造にする必要がある。この「トンボ農場」は132階建て、高さは600メートルにのぼり、28種類の畑で果物や野菜、穀物、肉、乳製品が生産される。
この農場は、ベルギーの建築家ヴィンセント・カレボー氏がデザインを手がけ、太陽光エネルギーと風力発電によって電力を供給するため、完全な自給自足を実現できるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年2月16日