世界の原油価格が急騰し、国内のガソリン価格が上昇する中、電気自動車モデル区である上海市嘉定区の上海国際汽車(自動車)城では4月6日、初となる個人用の純電気自動車が販売され、重大なブレークスルーを果たした。人民日報が6日に伝えた。
この電気自動車は、100キロ当たりの電気代が約10元で、ガソリン動力車よりも約50元安い。しかも、充電がとても便利で、充電柱・充電スタンドが各地で設置されているほか、電気自動車を購入すれば政府からの補助金も受けられる。
電気自動車国際モデル区の建設を加速するため、上海国際汽車城では各インフラの建設が現在急ぎ行われている。上海国際汽車城内では今年末までに100平方キロメートルの関連施設が完成し、来年末には充電インフラが完全に嘉定モデル区をカバーする予定。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年4月7日