「広州市都市生活ごみ分別管理暫定規定」が4月1日より実施された。これにより、広州市では生活ごみの分別が全面的にスタートした。今後は中国の各大中都市で、これまでに行われた試行を基礎に、ごみ分別業務が正式に実施されていく。中国新聞網が13日に伝えた。
広州市では生活ごみを「リサイクル可能物」、「生ごみ」、「有害ごみ」、「その他」の4種類に分別する。すでにそれぞれのごみのマークと回収容器の色が規定された。「簡単なものから始め、順序だてて段階的に実施する」という原則に従い、広州市ではまず居住区16カ所、コミュニティ6カ所と一部の集団住宅区及び、市・区の党・政府機関、小中学校1500校、市場733カ所などで試行を行い、その後徐々にごみ分別地域を拡大していく。
広州に続き、南京・成都などの各都市も5月から全面的にごみ分別を開始する。「ごみに包囲」された中国の各都市にとって、ごみ分別を模索・実践することは難題を解決するための重要な試みだ。成都市城管局(城市管理局)環境衛生処の趙華処長は、「成都では今年、昨年の試行を基礎にごみ分類を全面的に普及していく。5月末までに成都の市街地5カ所とハイテク区において、ごみ分別の試行が全面的にスタートする」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年4月14日