露が海上浮遊型原発を建設 「日本より安全」

露が海上浮遊型原発を建設 「日本より安全」。

タグ: 海上浮遊型 原発 ロシア 北極のエネルギー資源

発信時間: 2011-04-20 16:15:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

日本の原発事故は、一部の国に原発のリスクを考え直させている。香港「文汇報」は19日、安全に対する懸念とコスト上昇の問題があるが、ロシアの世界初の海上浮遊型原子力発電所を建設する意志は固いと報じた。サンクトペテルブルクのバルチースキー・ザヴォードのフォミチェフ所長は、「私たちは心配していない。ロシアの原子力発電所の安全レベルは日本より遥かに上だ」と話す。

報道によると、同造船所は現在、高さ144メートルの発電プラントを乗せるはしけを建設している。完成後、来年には関係者にしか明かされていない「秘密の場所」に移される予定だという。情報によると、ロシアのこの海上浮遊型原子力発電所は、同国が向こう10年、北極の巨大なエネルギー資源を有効利用する上で重要な戦略の一つになる。

この海上浮遊型原子力発電所は2基の小型原子炉からなり、発電量は7000万ワットに達し、3.5万世帯に電力を供給できる。原子力発電所はドックに建設するか、またはいかりで海岸付近に固定するかし、電力輸送ケーブルと接続しやすいようにする。

フォミチェフ所長によると、この原子力発電所には、冷戦時代の潜水艇と原子力を動力源とする砕氷船の技術が用いられている。「すべての起こり得る緊急事態に対するテストを行った。安全テストは旧ソ連時代に始めている」と話す。

情報によると、ロシアは7基の海上浮遊型原子力発電所の建設を予定している。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年4月20日

 

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