「石棺」と呼ばれるコンクリートで覆われたチェルノブイリ原発4号機
爆発後のチェルノブイリ原発4号機。(資料写真)
チェルノブイリ原発事故で多くの子供たちが被害に遭った。被害者の1人、ウクライナのティーナさん(18歳)。(資料写真)
福島原発事故が起きなければ、チェルノブイリは人々の記憶から消えつつあった。25年前のあの災難がなければ、このウクライナの小さな町を覚えている人もそう多くはなかったかもしれない。
今年の4月26日で、チェルノブイリ原発事故が発生してから25年が経ち、一連の記念会議が19日から始まった。事故当時、飛散した汚染物質はいまだに世界各地に残っており、その放射線の危険は今後も長い間持続するといわれている。病気などに苦しめられている被害者にとって、チェルノブイリ原発事故は「一生消すことのできない大火事」だったといえるかもしれない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年4月26日