中国環境保護部の発表によると、2011年度の環境保護関連予算は約12兆7000億元になったことがわかった。
環境保護部は今年、国の環境データの測定と情報に約2兆2000億元を割り当てる。主に136カ所の自動水質観測ステーション、759カ所の地表水・環境観測断面、655カ所の重点都市大気自動観測所、14カ所の国家大気環境観測ステーション、440カ所の国家酸性雨観測所、82カ所の砂嵐観測所、301カ所の沿岸海域水質観測所などの自動観測、比較観測、分析・報告、データ送信の実施やメンテナンスなどを行うという。
また、原子力と放射線の安全監督管理に1億元を割り当て、全国の原子力と放射線の安全監督管理、放射性物質の観測、重点施設の電磁放射の観測、民間の原子力安全設備の監督の技術支援などを主に行う。そのほか、原子力と放射線の安全技術の審査・評価に5000万元を割り当てる予定。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年5月16日