新戦略:上層部が秘密裏に促進
2009年以来、上海は秘密裏に大規模な太陽熱発電プロジェクトを押し進めており、今や既に試験運用段階に入っている。
これは上海市上層部が自ら勧めていたプロジェクトであり、2009年4月、海外帰国者が技術を上海に持ち帰り、発電コストを0.21元/キロワット時に下げることができ、電力の変換効率は80%に達するという。
懸念は残っていたが、上海は試験的に実行してみることにしたため、上海市上層部はすぐさま、張江集団に3000万元を投じ、プロジェクトの前期作業を推進した。
資料によると、現在、太陽エネルギー産業の中心は太陽光発電などの産業だが、深刻な汚染問題、原材料コストが高いこと、電力への変換効率などが難関となっていた。
しかし、太陽熱発電は汚染もなく、電力と違い、「太陽熱は貯蓄が可能」だ。
この技術は上海で研究開発され、江蘇省常州で生産、南方地域で試験運用されている。
プロジェクトを知るものによると、技術は既に科学技術部などの関連部門の審査とテストを通り、指導者層も視察を済ませている。
大規模な試験運用は2011年4月に始まる予定で、普及に成功すれば、応用規模は広く、将来の新エネルギー産業の発展を大きく後押しするだろう。