中央国家機関における初の屋上太陽光発電試行プロジェクトが竣工し、発電を始めた。この発電ユニットの多結晶シリコン太陽電池パネルは、人力資源と社会保障部、国家旅行局のオフィスビルの屋上に設置されている。総電気容量は180キロワットに達し、25年のライフサイクルで480キロワット時の発電を見込んでいる。これにより、1900トンの標準炭が節約され、5000トンの二酸化炭素の排出が削減されることとなる。また、これは屋上に2000本あまりの木を植えることに相当する。
国務院機関事務管理局の李宝栄副局長は、これついて、「『十二・五』期間中、中央国家機関は太陽エネルギー給湯システムと太陽光発電プロジェクトの建設を推進し、中央国家機関における新エネルギーと再生可能エネルギーの使用率が使用エネルギー全体の2%を占めるという目標の実現を目指す」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より2011年6月18日