また、中国が直面している難問について、蘇偉氏によると、現在の中国はまだ発展途中にあり、経済成長、貧困対策、市民の生活改善などの急務を成し遂げながら、気候変動の対応にも積極的に取り組む必要がある。これは極めて難しい任務である。中国はこの気候変動を経済・社会における重要戦略と位置づけると共に、経済成長モデルを転換し、経済構造を改善する大きなチャンスとみなすべきだろう。
蘇偉氏によると、中国の政策は非常に賢明である。政策は未来と全人類に対し、責任ある態度を体現している一方、中国自体の持続可能な発展、すなわち科学的な発展観を着実に実行し、経済発展モデルの転換を加速し、新しい形の工業化に向かう道を歩むよう考えられていると指摘している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年11月29日