中国都市、微細粉塵の大気汚染は放射能より怖い?

japanese.china.org.cn  |  2011-12-02

中国都市、微細粉塵の大気汚染は放射能より怖い?。

タグ:大気汚染 中国の環境問題 スモッグ 都市問題 

発信時間:2011-12-02 15:08:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

大気汚染がもっとも深刻な国

これまで、中国の大気汚染管理は今までにない圧力に苛まされてきた。特に、長江デルタ地域(上海市、江蘇省南部、浙江省北部及び近海)、珠江デルタ地帯(中国珠江河口の広州、香港、マカオを結ぶ三角地帯)の都市の空気の質は、人が気にするだけでなく、オゾンやスモッグ汚染を特徴とする複合型汚染が日増しに深刻化している。

中国環境科学院発表の報告書によれば、「珠江デルタ地帯、長江デルタ地域、北京、天津、河北省、四川盆地、瀋陽などの地域では、大気に含まれる微細粉塵が深刻に悪化している」また、資料によれば、上海、広州、天津、深セン等の都市ではスモッグに覆われる日数が年間30%~50%に及ぶという。中国では、人が吸引する微細粒子の国家基準値は年間1立方メートル当たり100ミリグラムと定められているが、これはWHO(世界保健機構)の定める基準の5倍にあたる。中国は世界で大気汚染がもっとも深刻な国になった。

スモッグによる被害の大きさ

 

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