中国都市、微細粉塵の大気汚染は放射能より怖い?

japanese.china.org.cn  |  2011-12-02

中国都市、微細粉塵の大気汚染は放射能より怖い?。

タグ:大気汚染 中国の環境問題 スモッグ 都市問題 

発信時間:2011-12-02 15:08:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

スモッグによる被害の大きさ

「スモッグはさまざまな伝染病の流行を拡大する働きがあり、長期間、このような大気の中で生活していると、人の抗体や免疫力は大幅に低下する」と専門家は警告する。ある種の毒物が肺胞に溶け出し、あるいは血液の流れに乗って心臓を含む内蔵を傷める。もし、同一部位が繰り返し炎症を起こすと、癌化する恐れもある。

人は、毎日15立方メートルの空気が必要だ。都市に住む人は吸塵器であり、ろ過器のようなもので、長期間になると微細粒子で体が汚染され、その危険度はチェルノブイリ原発事故の被害より重大だ。

中国のほとんどの大中都市では、数億人が空気中の見えない殺し屋に接触していることになる。2004年、中国の都市で大気汚染で亡くなった人は35.8万人前後、約64万人が呼吸器系、循環器系の疾患で入院している。また約25.6万人が新規に慢性気管支炎に犯されている。これらによる経済損失は1527.4億元に及ぶ。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年12月2日

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