2017世界海洋デー・全国海洋宣伝デーが8日、江蘇省南京市で開催された。国家海洋局宣伝教育センターの李航副主任は、「海洋保護は沿岸部の都市だけのことではない。海洋汚染の8割以上は陸地からの汚染であり、河川による汚染はそのうち8割を占める。このため、将来的に内陸部の都市でも、海洋デーの活動を展開していく方針だ」と述べた。科技日報が伝えた。
世界の海洋には26万9000トンのプラスチックが漂い、飛行機1392機分、自動車19万2143台分、エッフェル塔18基分の重量に相当する。毎年プラスチックごみにより命を落とす海洋生物は1500万以上に達する。これを受け国家海洋局は、海を守り、「白い汚染」を根絶するよう呼びかけている。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年6月9日