記者は天津市和平区の崇仁里住宅街で、新型のスマートごみ箱が導入されているのを確認した。スタッフが住民のごみ分別ユーザー登録を行い、スマートごみ分別所で正しい使用方法を教えている。
崇仁里住宅街に住む女性、趙さんは、「新型のスマートごみ箱の操作方法は簡単で、お年寄りでも使える。ごみの種類ごとにボックスに入れるだけで、景品もあり、多くの人が自主的に使用している」と話す。
新型のスマートごみ箱には自動計量、投入回数の自動計算、種類や時間の自動統計などの機能がある。ごみを入れる前に計量し、画面で紙類、プラスチック、金属、ガラス、消費期限切れの薬品、資源ごみ、生ごみなどの中から選択し、種類ごとに捨てるだけで分別できる。分別システムが収集したデータはシステム管理プラットフォームに無線伝送され、管理人が各ごみの収集状況を随時確認できるようになっている。
スマートごみ箱を使用すると、システムはごみの性質、重さごとにポイントを付与する。ポイントで日用品と交換できるため、住民は自主的にごみを分別し、減量にもつながる。天津市都市景観園林委員会の責任者によると、2018年末時点で、最初のスマートごみ箱が市内8カ所に導入された。「インターネット+ごみ分別」の形式を通し、天津市のごみ分別・減量作業を促し、文明・低炭素の生活スマートコミュニティを形成している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年10月1日