気象局のデータによると、ロシアの町ベルホヤンスクで20日(現地時間)、38度の高温が記録された。北極圏内の最高記録が更新された。ベルホヤンスクはサハ共和国にあり、首都モスクワから北東に約4700キロ離れている。ベルホヤンスクの住民は約1300人。モスクワから現地に向かうためには航空便を数回乗り継ぐ必要があり、2日弱かかる。AP通信とロシア・トゥデイが伝えた。
ギネス世界記録によると、この町では最も大きな気温差が観測されていた。現地では氷点下68度という極端な低温が観測されていたが、これまでの最高気温が37度だったため、気温差は105度だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年6月22日