第26回国際オゾン層保護デー、『オゾン層の保護のためのウィーン条約』締結35周年にあたる9月16日、生態環境部は2020年中国国際オゾン層保護デー記念大会を開いた。記念大会で明かされた情報によると、中国のオゾン層破壊物質の排出削減量は28トンに達し、オゾン層の保護と温室効果ガスの排出削減に貢献している。
今年の国際オゾン層保護デーのテーマは「生命を守るオゾン:オゾン層保護35周年」。35年にわたり、条約と『モントリオール議定書』に世界が広く参与し各締結国と国際社会の努力により、世界はオゾン層破壊物質(ODS)の99%以上の削減に成功した。
中国は条約と議定書の要求を履行し、国家オゾン層保護指導グループを結成し、国が牽引し省・市・県の3レベルが連動する約束履行管理体制を構築した。また、『オゾン層破壊物質消費管理条例』など100項目以上の法規と管理政策を発布・実施し、これまでに化学工業生産や消防など31項目の業界ODS削減計画を実施した。特に今年に入ってから、外交部、国家発展改革委員会、科学技術部などの協力のもと、新型コロナウイルス感染症による影響を克服し、各項目の約束履行のための作業任務を全面的に遂行した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年9月19日