農業農村部が14日に甘粛省蘭州市で開いた、草原生態保護補助奨励政策シンポジウムで発表された情報によると、中国は昨年末までに中央財政から草原生態保護補助奨励に計1701億6400万元の資金を拠出しており、1200万人以上の農民・牧民が恩恵をこうむっている。草原生態保護補助奨励政策の実施により、中国の草原の生態が全体的に好転し、人間・草原・家畜間の矛盾が効果的に緩和された。
草原は中国で面積が最大のグリーン生態障壁だ。国は2011年に主要草原・牧畜地区で草原生態保護補助奨励政策を開始した。実施の1サイクルは5年。補助奨励資金は主に草原の放牧禁止及び草原・家畜のバランス促進のサポートに用いられる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年9月15日