国家林草局がこのほど発表したデータによりますと、中国は現在、世界的に重要な湿地64カ所を有し、総面積は732万ヘクタールに上りました。
2021年のモニタリング結果によりますと、中国の世界的に重要な湿地の生態特徴の全体状況は安定しており、総面積は前年より増えています。また、大部分の湿地補給水量は安定、またはやや増加しており、全体の水質は良好な傾向を示し、湿地に対する保護と修復は良い効果を見せています。
国家林草局湿地管理局の責任者によりますと、中国は64カ所の世界的に重要な湿地、600カ所以上の湿地自然保護区、1600カ所以上の湿地公園および数多くの湿地保護区を設けて、湿地保護に取り組んでいます。
また、湿地調査モニタリングシステムがほぼ形成されています。中国は世界で初めて3回にわたる全国湿地資源調査を完成した国として、各地に湿地調査モニタリング野外ステーションやリアルタイムモニタリングと情報管理プラットフォームを設立しており、ハイテク技術を通じてモニタリングと監督管理の一体化を図っています。
「中国国際放送局日本語版」2022年3月28日