中国は国立公園と国立植物園体系の構築を加速化し、今年新たにいくつかの国立公園を設置し、国立植物園体系構築計画を作成する。
これは、20日に開かれた2022年国際生物多様性の日の中国立場宣伝活動で明かされた内容。
今年の国際生物多様性の日のテーマは「すべてのいのちと共にある未来へ」。長年の努力により、中国は国立公園を主体、自然保護区を基礎とし、各種自然公園で補う自然保護地体系を確立し、陸上生態系類型の90%以上と国家重点保護野生動物種の71%を保護している。
生態環境部党組織書記の孫金龍氏は活動で、「生物多様性の下降傾向はまだ根本的に抑制されておらず、国際社会には多大な努力が必要である。中国は人と自然の調和共生を堅持し、より力を入れ、着実な措置で生物多様性保護を推し進め、世界の生物多様性保護に中国の知恵と力を貢献していく」と述べた。
孫金龍氏によると、中国は続いて生物多様性保護の政策法規体系の整備を加速化し、生態保護のレッドラインなどの重大措置を実行に移し、生物多様性保護への一般参与を促す。
国家林草局の李春良副局長は、今後、パンダ、アムールトラ、アムールヒョウ、アジアゾウ、センザンコウ、テナガザル、ラン、ソテツなどの絶滅危惧種の保護を強化し、種の保護作業を新たな段階に引き上げると同時に、法体制を整備し、野生動植物の違法貿易などを厳しく取り締まると話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年5月29日