第8回BRICS環境担当相会議が20日、リモート形式で行われた。会議では「第8回BRICS環境担当相会議共同声明」が審議・採択された。声明は、政策の対話を強化し、共同研究を展開し、気候変動への対応、生物多様性の保護、海洋環境の保護などの協力を展開するよう呼びかけた。
今回の会議は中国が主宰し、「手を携えグリーンで低炭素な発展を促進」というテーマを掲げた。生態環境部の黄潤秋部長は、「BRICSの生態環境協力はすでに、世界のエコ文明建設を促進する上で不可欠な重要構成部分となっている。BRICSは新たな情勢と新たな需要に適応し、生態環境の協力を掘り下げ、世界のグリーンで低炭素な発展にBRICSの原動力を提供するべきだ。2030年までの持続可能な開発目標を達成し、人類運命共同体を構築し、クリーンで美しい世界を作るため共に努力するべきだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年5月23日