国家林業・草原局が25日に発表した最新データによると、「三北」プロジェクト攻略戦は開始から1年以上になるが、すでに好発進を実現しており、砂漠地帯の生態状況が持続的に改善されている。
中国は砂漠化が最も深刻な国の一つだ。「三北」防護林体系の建設など一連の重点プロジェクトを通じ、「三北」プロジェクトエリアの森林率が12.41%から13.84%に上がった。61%の水土流失面積が効果的に制御され、黄河流域の植生被覆の「グリーンライン」が西に300キロ移動した。
「三北」プロジェクトエリアは今年、累計320億元の中央投資を分配し、287件の重点プロジェクトの実施を推進し、かつ初めて砂漠化土地新造林管護を中央資金支持範囲内に収めた。攻略戦において、各地は中央・地方協力、共同対処、「以工代賑」などの新たなメカニズムや、太陽光発電や道路の建設による砂漠化対処といった新モデルを模索している。機械による流砂固定、スマートな植樹、ドローン播種などの新設備及び新技術が現場に登場している。「三北」プロジェクトエリアは現在まで、5700万ムーの各種建設任務を完了している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年11月26日